架空の左利き男性、『JOHN MASON SMITH(ジョンメイソンスミス)』に向けたシグネイチャーレーベルです。
2014SSコレクションよりスタート。
ヴィンテージ、ワーク、ミリタリーのディテール、素材、縫製を可能な限り継承しながら
現代的なシルエット、デザインを取り入れ、懐古主義ではないリベラルな物作りを目指しています。
現代的なシルエットの日常着を、クラシックな生地や縫製を用いてミニマムに表現することを
コンセプトにスタートしました。
シンプルでスタンダードなデザインの中にスタイリッシュさが際立つ、そんなコレクションです。
『Pipes Of Peace』
『Pipes Of Peace:平和の笛』 とは1983年にポール・マッカートニーが発表した楽曲です。
長期化する第一次世界大戦中の1914年12月24日から12月25日にかけて
ヨーロッパ西部戦線各地で生じた公的ではない停戦状態(Christmas truce:クリスマス休暇)。
この日、最前線で対峙していた ドイツとイギリスの兵士たちが共にクリスマスを祝ったと伝えられています。
新年を迎える前に停戦は終わり戦争が再開されますが、大戦中二度とこうした奇跡は起こりませんでした。
人々は何のために戦争をするのか。本当は戦いたくないという兵士の気持ちと,
愛する自国のために戦わなければならない葛藤の中で起こったクリスマスの奇跡。
この休暇を題材に楽曲『Pipes Of Peace』は製作されました。
今シーズンのコレクションは、この『Pipes Of Peace』をテーマに、ベージュ、グレー、カーキ、ネイビーを
キーカラーとしてクラシックなミリタリーディテールを再現しています。
オフィサーと呼ばれる士官たちが着ていたメタル釦のジャケット、まだナイロンの無い時代に
ヘビーゾーンと呼ばれる極寒エリアで生命を維持する為に開発されたムートン地のB-3、B-6、
1930年代から現代まで数々のフライトジャケットの表地として採用されつづけているナイロンツイル、
寒さをしのぐ為のストームフラップ付きの10釦メルトンピーコート、
軍人たちの体温を快適な温度に保つためのアンダーウエアとしてのサーマル素材、
それらの装備を現代的に解釈し再構築したコレクションになっています。
JOHN MASON SMITH(ジョンメイソンスミス)のコットン100% 天竺素材のモックネックロングスリーブTシャツです。
定番アイテム、BIG Tシャツと同生地です。
ビッグサイズボックス型のモックネックロングスリーブTシャツです。
素材は、太番手の綿糸を使用し、時間をかけて丁寧に編み上げ限界値まで度目を詰めハリコシを出させた
天竺素材を使用しています。
ヴィンテージTシャツにごく稀に見られる仕様を再現して首部分はオリジナルで編み立てたニットリブを使用しています。
ハイネック部分は、オリジナルのニットリブをしっかりとバインダー処理し、洗いをかけても伸びにくい仕上がりです。
広めの肩幅、袖付けは、すっきりとした印象のセットインスリーブでやや肩線を落とした感じの着方がいい感じです。
裾にスリットを入れて、後ろが長めのデザインとなっています。(前後差約2cm)
裾のスリットは、デザイン性ももちろんですが、動きやすく締め付けが強すぎないように
配慮された作りです。
ボックスシルエットですが、着た時のシルエット、ドレープ感などは、昔風ではなくまた新鮮です。
今シーズンの注目アイテム、モックネックを程よくビッグシルエットに仕上げたJOHN MASON SMITH(ジョンメイソンスミス)
ならではのモックネックロングスリーブTシャツです。
1枚で着るのはもちろんですが、シャツやニット、ジャケットなどのインナーとしても存在感のあるアイテムです。
カラーは、ホワイト / ブラックボーダーの2色です。